杜仲茶と黒ウーロン茶の効能

ウーロン茶について

 

ウーロン茶は、健康茶の中でも最もポピュラーな存在となっています。これは中国茶の青茶に分類されおり、茶葉を半発酵させた茶で、普通の緑茶ですと茶葉を摘んだ直後に加熱するので発酵の過程がありません。

 

逆に紅茶は完全に発酵したものを乾燥させています。ウーロン茶という名前の由来は中国広東省で製茶されたお茶の形状や色が烏のように黒くて、龍のように曲がりくねっているためだともいわれています。ちなみに中国茶は緑茶、白茶、黄茶、黒茶、青茶、紅茶、の6種を六大茶類として区分されており、これにジャスミン茶など花茶を加えた7種が現在の一般的な分類方法として使われているようです。

 

実際の生産量は中国福建省が多く、福建省北部にある武夷山市の武夷岩茶がウーロン茶の代表的銘茶として有名となっており、日本においては、福建省中部の安渓県で作られる「鉄観音」などがポピュラーな存在です。

 

効果としては、ウーロン茶重合ポリフェノールというウーロン茶特有のポリフェノールの成分が含まれていて、これが脂肪の吸収を抑え、脂肪分解も促進する働きがあります。そのため、ダイエットにも最適とのイメージが定着しているわけですが、その効果に注目してサントリーが2006年に特定保健用食品として発売したのが黒ウーロン茶です。